チョウジソウ

丁字草

双子葉、合弁花、 キョウチクトウ科、 チョウジソウ属、多年草。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:40〜80センチ
湿った草原に生える。 茎は太くて直立する。
葉は長さ6〜10センチの披針形で先が鋭くとがり、 互生して水平に開く(十字対生する)。
茎先に淡青紫色の花を集散状に咲かせる。 花は高坏形で、花冠は5裂して平開する。 (花を横から見ると丁字に見える。) 花の中心部に微細な毛がある。
果実は円柱状の袋果で、2本が一組となってV字形になる。 熟すと裂開して細長い種が出る。
有毒である。 絶滅が危惧されている。
北米原産のヤナギバチョウジソウは、 日本のチョウジソウに似ているが、葉が少し細く、 丈が高い。 (園芸店でチョウジソウとして売られているものにはこれが多いかもしれない。)

(2009/4/23)


淡青紫色で花径約15ミリの高坏形の花が集散状に咲く。(2015/5/6)


花冠は5裂して平開する。 (2015/5/6)


花の中心部に毛がある。(2017/5/6)


葉は披針形で、90度ずつ角度を変えて平開する(十字対生する)。 (2017/9/21)


葉裏は淡緑色。(2022/11/2)


茎は群生して直立する。 (2009/4/23)


直立後に上方で少し分枝する。 (2018/5/19)


V字形の刮ハができはじめている。(2015/5/6)


2本の長い袋果が一組となって、V字形を構成する。 (2018/6/29)


果実ができると枯れ始める? (2018/6/29)


ヤナギバチョウジソウ。(2015/5/6)


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