ビロードアオイ

ビロード葵、薄紅立葵

双子葉、離弁花、 アオイ科、 ゼニアオイ属、多年草。 用語説明
花期:春〜秋 5月〜9月
高さ:1〜2メートル
別名:ウスベニタチアオイ
湿地を好み、根は太くて白い。
茎は高く直立し、微毛がある。
葉は互生し、掌状に3〜5浅裂し、鋸歯がある。 軟毛が密生し、ビロードのような感触がある。
茎の上半の葉腋に淡い桃色で、 中央部の葯が赤紫色の5弁花を総状に咲かせる。
果実は扁球形の刮ハで、5裂する。
英名をマーシュマロウというように、 以前は根からとれる澱粉をマシュマロの原料とした。 根は薬草としても使われる。
東ヨーロッパ原産。

花は5弁で、中央部が赤紫色である。(2015/7/2)


雄しべが多数あり、柱頭は直立して先が細く裂ける。 (2015/7/2)


葉や茎、蕾などに軟毛が密生する。 (2015/7/2)


稜のある蕾が茎の上部の葉腋ごとに数個ずつつく。(2015/7/2)


(2016/7/27)


葉は掌状に浅裂する。


(2016/5/5)


茎は根元で枝分かれしたのち直立する。(2016/7/27)


双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る