バレンギク
馬簾菊
双子葉、合弁花、
キク科、
エキナセア属 筒状花と舌状花をもつ。多年草。
用語説明
花期:夏〜秋 6月〜9月
高さ:60〜100センチ
別名:エキナセア
暑さに強いが、過湿を嫌う。
茎は高く直立し、粗い毛がある。
葉は先のとがった長楕円形〜披針形で、互生する。
花茎の先に直径4〜7センチの頭花を1個つける。
舌状花は淡い赤紫色で、馬簾のように、やや垂れ下がる。
(馬簾とは、戦場で大将の居場所を示す総付きの柱や、
火事場での火消しの組の目印として立てる総付きの柱のことである。)
花の中央の筒状花が次第に紫褐色に盛り上がってくる。
そう果が実る。
冬は地上部が枯れる。
種から育てると、春に蒔いて育てた苗が咲くのは翌年の夏となる。
多年草なので、株分けで増やすこともできる。
多くの品種があり、
舌状花の白いシロバナバレンギク、
舌状花が赤紫色のムラサキバレンギク(エキナセア・パラドクサ)、
葉の細長いエキナセア・パリダなどがある。
ハーブや民間薬として使われる。
アメリカ中部原産。
葉には互生するものと対生するものがあるように見える。(2015/7/2)
舌状花は、(馬簾のように)垂れ下がってくる。
(2009/7/5)
(2015/7/2)
尖った筒状花から花柱がのびている?
(2015/7/2)
花の中央部が盛り上がってくる。(2015/7/2)
葉は先がしだいにとがる楕円形。(2015/7/2)
葉の縁が波打つものもある。咲き始めの花では、中央部は盛り上がっていず、舌状花は細い。
(2023/6/4)
花径は高くのびあがる。葉の細長い品種もある。(2015/7/2)
ネギ坊主のような果実ができる。(2016/11/26)
茎は太くて毛があり、とがった長楕円形の茎葉が互生する。(2015/5/6)
葉の細長いエキナセア・パリダ。(2015/5/6)
エキナセア・パリダの蕾。葉には細毛が密生する。(2015/5/6)
エキナセア・パリダ。(2017/6/6)
エキナセア・パラドクサ -- ムラサキバレンギク。(2017/5/19)
ムラサキバレンギク。(2017/6/24)
ムラサキバレンギク。(2017/7/29)
ムラサキバレンギクの果実。(2022/11/12)
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