アギ

阿魏

双子葉、離弁花、 セリ科、 オオウイキョウ属、多年草(2年草?)。 用語説明
花期:夏
高さ:1.5メートル。
別名:アサフェティダ
太い根茎がある。
初めは根生葉しか出ない。 根生葉は2回奇数羽状複葉で、裂片は細くて小さい。
その後、太い茎が直立し、 奇数羽状複葉の茎葉を互生させ、花茎を出す。
花茎の先の複散形花序に黄色くて小さい5弁花を密集させてつける。
果実は褐色で楕円形の分果であり、翼がある。
花期に茎を斜めに傷つけると乳液が出る。 それを固めて樹脂状にしたものは、 ニンニクのような強い匂いがあるが、 加熱するとタマネギのような香りとなり、 香辛料として使われる。 生薬にもなる。
北アフリカ原産。近東やインドでよく利用される。

(2016/11/26)


羽状複葉の小葉は細裂する。(2017/6/3)


(2017/6/3)


茎は太い。(2017/4/22)


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