ユズ
柚子
双子葉、合弁花、
ミカン科、
ミカン属、常緑、広葉樹、小高木。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:約4メートル
樹皮は黒褐色で、枝には大きな鋭い棘が互生する。
葉は互生し、長さ10センチ弱の長楕円形で、葉柄には広い翼があり、
つやと香りがあって、油点がある。
春に葉腋に白い5弁花を1個(〜数個)咲かせる。
萼も5裂し、花の下部は筒状に癒着する。
果実は直径6〜7センチの偏球形で、100グラム以上あり、10〜12月に黄色く熟す。
果実は酸味があるが香りが強く、果汁も果皮も調味料として使われる。
果実が小さくて早熟するのはハナユズといわれ、ユズとは別種である。
実生では実がなるまでに10年以上かかる
(桃栗3年柿8年、柚子の大馬鹿18年)が、
接ぎ木だと4年ぐらいで実がなりはじめることもある。
識別点:
ユズ :果実は100グラムを越える、葉柄に大きい翼、棘は5センチ越える。
ハナユズ:果実は約50グラム、葉柄に翼なし、棘は約2センチ。
尾部に丸い隆起がある。
これは実の小さいハナユズ。
ハナユズ。(2014/7/10)
花
(2011/5/14)
(2010/5/27)
葉柄に広い翼(翼葉)がある。
葉に油点がある(ミカン科に共通する特徴)。
全体に棘だらけ。(棘を嫌って枝を切り詰めると実が少なくなるようだ。)
樹皮は黒褐色。(2015/10/22)
常緑小高木である。
(2018/1/10)
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