ヤマツツジ

山躑躅

双子葉、合弁花、 ツツジ科、 ツツジ属、半常緑、低木。 用語説明
花期:春〜夏 4月〜6月
高さ:1〜3メートル
樹皮は灰黒色で、縦の割れ目があり、若枝は赤褐色である。
葉は互生する。 春に出て秋に落葉する春葉と、夏から秋に出て越冬する夏葉がある。 春葉は長さ3〜5センチの先のとがった楕円形で両面に褐色の伏毛があり、 夏葉は長さ1〜2センチの倒披針形で先はまるく、両面に毛が密生する。
春に枝先に朱色の花を2〜3個つける。直径4〜5センチの漏斗形で 先が5裂し、上側裂片に濃朱色斑点があり、萼や花柄に長毛がある。
卵形の刮ハがつき、秋に5つに裂開する。
紅紫色の花をつけるものはムラサキヤマツツジと呼ばれる。 ミカワツツジと呼ばれるものもヤマツツジの変種で薄紫色の花をつける。



花は朱色が多い。


濃紅色の花もある。花冠は5裂し、雄しべは5本ある。 (2018/5/1)


春の葉は先の尖った楕円形。(2015/5/10)


(2016/4/29)


葉は枝先に輪生状に互生する。 (2018/5/1)


(2015/5/1)


(2015/6/15)


萼や葉裏に毛がある。 (2015/5/1)


冬芽(後方)と毛の生えた刮ハ(前方) (2015/11/30)


刮ハは5裂する。 (2019/12/15)


種子は褐色で小さな米粒状。 (2019/12/15)


幹は灰黒色で、1〜3メートルの高さになる。(2015/6/1)


ミカワツツジ:




ミカワツツジ:


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