ウバメガシ

姥目樫

双子葉、離弁花、 ブナ科、 コナラ属、常緑、広葉樹、小高木。 用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:3〜5メートル
別名:イマメガシ、ウマメガシ
よく枝分かれする。高さ10メートルぐらいになることもある。 樹皮は黒褐色で、老木では縦に浅く裂ける。
葉は長さ3〜6センチの楕円形で互生し、厚い革質で光沢があり、 上半部の縁には粗い鋸歯がある。
雌雄同株で、新葉が出ると同時に、 長さ2〜2.5センチで黄褐色の雄花序が新枝の下部から垂れ下がり、 上部の葉腋に目立たない雌花が1〜2個つく。
長さ2センチぐらいで丸味を帯びた楕円形の堅果がなり、 翌年の秋に熟す。 殻斗には黄褐色の毛が密生した鱗片が瓦のようにならぶ。
材は水に沈むほど緻密で、ガラスに傷がつくほどかたく、 備長炭の原料となる。




雄花序が新枝の下部から数本垂れ下がる。


葉は厚い革質で、強い光沢があり、互生する。


葉の上半部に粗い鋸歯がある。




葉裏は淡緑色で、葉脈が少し透けて見える。 (2018/1/7)


枝先や葉腋から新芽がいくつも出る。 (2017/4/13)


枝先などから新枝が多数出て、樹勢が強い。 (2017/4/22)


枝はしばしば輪生状に出る。


枝は黒褐色で、皮目がある。 (2017/4/22)


幹はかなり太くなる。


常緑小高木〜中高木である。 (2018/1/7)


老木の幹には縦の裂け目がはいる。




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