ツブラジイ

円ら椎

双子葉、離弁花、 ブナ科、 シイ属、常緑、広葉樹、高木。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:20メートル
樹皮は灰黒色で滑らかである。新枝は灰緑色。 萌芽力が強いので株立ち状になることもある。
葉は長さ5〜10センチの卵状長楕円形で互生し、革質で、 裏面に銀褐色の鱗片状の毛が密生する。
雌雄同株で、 雄花序は新枝の下部から上にのびて弓なりに下垂し、 淡褐色で強い香りがある。 雌花序は新枝の上部の葉腋に直立し、 椀状の総苞に包まれた雌花を多数つける。 花被片は長さ3ミリぐらいと小さくて、よく見えない。
果実は球形で、翌年の秋に熟す。 穀斗には鱗片が同心円状にならび、 3裂すると茶褐色で卵状の堅果が現れる。



葉は卵状長楕円形で互生する。 (2015/10/28)


葉裏に銀褐色の毛が密生する。 (2015/10/28)




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