タラノキ
双子葉、離弁花、
ウコギ科、
タラノキ属、落葉、低木〜小高木。
用語説明
花期:夏〜秋 8月〜9月
高さ:2〜6メートル
崩落地の斜面などに他の木に先立って生えることが多い。
ふつうはほとんど分枝せず、幹の頂上から枝を広げる。
下方の葉は葉柄ごと落ち、幹は短期間に高くのびる。
(従って、冬期の幹は1本の棒状になっていることが多い。)
樹皮は灰褐色で丸い皮目があり、幹にも枝にも長短の棘が多数ある。
葉は長さ50〜100センチの大きな2回羽状複葉で、
枝先に集まって互生する。
羽状複葉の羽片は5〜9個あり、各羽片に小葉が多数つく。
小葉は先の鋭くとがった長さ5〜12センチの卵形〜楕円形で、
不揃いな鋸歯があり、表面にも葉柄にも棘がある。
雌雄同株で、
初秋に幹の先端から長さ30〜50センチの大きな散形花序を出し、
淡緑白色で直径3ミリぐらいの小さい5弁花を多数つける。
直径3ミリぐらいの球形の液果が9〜10月に黒く熟す。
新芽は山菜となる。しかし、とってよいのは頂芽だけで、
側芽までとるとその枝は枯れる。
樹皮は薬用になる。
幹先の大きな散形花序に淡緑白色の5弁花を多数つける。
(2017/9/21)
丸い液果が黒く熟す。(2015/10/28)
葉は頂近くにつく。
葉は2回羽状複葉で、小葉は尖った卵状で鋸歯がある。
(3枚、4枚の小葉が出ていることもある。)
(2018/5/24)
羽片にも小葉の主脈にも棘がある。
(2018/5/24)
新芽は大きくて赤い。
木の頂部分から幾つかの枝が出る。
(2011/4/5)
多数の棘がある
幹が太くなっても棘は残る。(2022/10/27)
秋に葉が赤くなり、下の複葉は葉柄ごと落ちる。
(2015/10/28)
新芽は急速に成長して高くのびる。
(2018/5/24)
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