タイサンボク

泰山木、大山木

双子葉、離弁花、 モクレン科、 モクレン属、常緑、広葉樹、高木。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:約20メートル
別名:ハクレンボク
樹皮は褐色で平滑であり、 幹は直立してから分枝する。
葉は互生し、長さ20センチぐらいの長楕円形で、革質で厚く、 表面はつやがある。 葉裏と若枝、芽には褐色の毛が密生する。
花は枝先に1個咲き、白色で直径15センチぐらいあり、芳香があり、 雌しべ、雄しべが多数ある。 萼と花弁の区別がなく、両者合わせた花被片は9枚ある。
袋果の集まった長さ8〜12センチの楕円形の集合果をつける。 各袋果は赤い種子を2つ含む。
ホソバタイサンボクという変種があり、 それは、葉が細いだけでなく、 葉裏の褐毛はしばらくすると落ちる点も異なる。



枝先にクリーム色がかった白い大きな花が咲く。樹皮は褐色で平滑。


葉は長楕円形で大きくて厚く、光沢がある。


葉裏には褐色の毛が密生する。




袋果が楕円状に集まった集合果ができる。(2015/10/12)


袋果には毛がある。花後の柱頭は先が曲がる。(2016/10/2)


落ちた袋果。(2015/10/28)


幹は直立する。


ホソバタイサンボク。葉が細い。


ホソバタイサンボク。若い葉の裏には褐色の毛があるが、そのうち毛が落ちる。 (2018/1/7)


ホソバタイサンボク。葉裏の褐毛は落ちている。


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