スダジイ
双子葉、離弁花、
ブナ科、
シイ属、常緑、広葉樹、高木。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:20メートル
別名:イタジイ、ナガジイ
幹は直立後よく分枝し、樹皮は黒褐色で、成長すると縦の裂け目が入る。
新枝は褐色を帯びた灰緑色である。
葉は長さ5〜15センチの広楕円形で、左右に平面的に互生し、
厚い革質であり、裏面に灰褐色の鱗片状の毛が密生する。
上半部に浅い鋸歯があるが、鋸歯の目立たないものもある。
雌雄同株で、雄花序は新枝の葉腋から上にのびて弓なりに下垂し、
淡褐色で強い香りがある。
雌花序は新枝の葉腋に直立し、椀状の総苞に包まれた雌花を多数つける。
果実は卵状長楕円形で灰褐色の殻斗に包まれており、翌年の秋に熟す。
穀斗は鱗片で覆われており、
割れると長さ7〜9ミリの砲弾形の堅果が現れる。
堅果はあまりアクがなく、生でも食べることができる。
雄花序は葉腋から出て弓なりにのびる。(2016/5/5)
果実が葉腋に数個ずつつく。
(2015/10/12)
葉は広楕円形で、先がとがる。
葉は厚い革質で、平面的に互生する。
葉裏には灰褐色の鱗片状の毛が密生する。(2012/10/28)
果実は鱗片で何重にも覆われた殻斗に包まれている。
熟すと殻斗が3裂して砲弾形の堅果が現れる。(2012/10/28)
幹はがっしりしている。(2017/5/6)
枝も互生状に広がる。(2017/5/6)
樹皮は黒褐色である。
樹勢が強い。
(2018/1/1)
半球状の樹形となる。
(2018/1/7)
大木となる。
(2018/10/2)
(2018/10/2)
大木になった幹は縦に深くひび割れする。
花期には照葉樹林帯の山全体がスダジイで淡黄褐色に彩られることがある。
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