シロダモ


双子葉、合弁花、 クスノキ科、 シロダモ属、広葉樹、常緑、高木。 用語説明
花期:秋 10月〜11月
高さ:10〜15メートル
樹皮は緑色を帯びた暗褐色で、丸い小さな皮目がある。
葉は枝先に集まって互生し、 長さ8〜18センチの長楕円形で3脈が目立ち、 若葉は黄褐色の絹毛に覆われて垂れ下がる。 表面は濃緑色で光沢があり、 裏面はろう質に覆われて灰白色となる。
雌雄異株で、秋に葉腋に黄色い小さな花が集まってつく。 花被片は4枚、雄しべは6本ある。
長さ1.2〜1.5センチの楕円形の液果が散形状につき、 翌年の秋に赤く熟す。
種子は丸くて淡褐色であり、油分を含むので、 ろうそくをつくるのに使われた。
常緑広葉樹の中では耐寒性が強い。

(2016/11/20)


花芽は丸い。葉裏は灰白色。




花は黄色くて小さく、葉腋に群がる。


雄花。総苞片は丸くて、花被片は4枚、雄しべは6本ある。 (2015/11/20)


(2014/11/10)




雌花。 (2019/11/21)


雌花では、花被片4枚が平開し、中央に白い柱頭があり、
そのまわりに黄色い腺体があって、アリなどがなめに来る。 (2019/11/21)


楕円形の液果がつく。




未熟な液果。(2015/9/30)


果実は葉腋につく。 (2018/5/24)


多数の果実ができる。 (2018/5/24)


伸びてきた葉芽。黄褐色の鱗芽となっている。(2017/5/2)


若葉は黄褐色の絹毛に覆われる。


葉は3脈明瞭な尖った卵状長楕円形。


葉は枝先に互生する。 (2017/5/2)


葉には光沢がある。 (2015/1/9)




樹皮は暗褐色で皮目がある。




葉はよく茂って、丸い樹形となりやすい。 (2018/5/24)


常緑高木である。 (2018/1/7)


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