シナノキ
科の木、級の木
双子葉、離弁花、
シナノキ科、
シナノキ属、落葉、広葉樹、高木。
用語説明
花期:夏 6月末〜7月
高さ:8〜10メートル(尾根では低木であるが、
渓流沿いでは30メートルになることもある)
樹皮は暗灰色〜灰褐色で、縦の裂け目がある。
葉は互生し、葉身は長さ4〜10センチのゆがんだ心円形で、
先は尾状に鋭くとがり、鋭い鋸歯がある。
葉柄には初め星状毛があるが、無毛になってゆく。
夏に葉腋から垂れる集散花序に、
直径約1センチの淡黄色の花を10個あまりつける。
花弁は長さ約5ミリと小さくて目立たないが5枚ある。
花序の柄には狭楕円形の総苞葉がある。
果実は直径5〜7ミリの球形の堅果で、灰色の短毛が密生し、
10月に熟すと、花序とともに落ちる。
樹皮の繊維を以前は布や和紙の原料、あるいはロープの原料にした。
日本特産。
(2017/5/6)
樹皮には縦の裂けめがある。(2015/5/10)
葉は心円形で先が尾状にとがる。(2017/5/6)
葉に鋸歯があり、葉裏は白緑色。(2017/5/6)
蕾
花は淡黄色。
落葉高木である。
(2018/1/10)
アメリカシナノキ
アメリカシナノキ
双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る