シマザクラ

島桜

双子葉、合弁花、 アカネ科、 シマザクラ属、常緑、低木。 用語説明
花期:夏〜秋 7月〜10月
高さ:1〜2メートル
名前にサクラという語を含んでいるが、 サクラとは全く異なるアカネ科の植物で、 小笠原諸島などに生える絶滅危惧種である。
幹は茶褐色で縦筋があり、葉痕が節のように残り、 細いので多少くねったりする。
葉は長さ10センチ弱の尖った長楕円形で、全縁で、対生する。
枝先の集散花序に、かすかに淡紫色を帯びた白い花を咲かせる。 花筒が長く、花冠は4裂し、裂片は細長くてそりかえり、 4本の雄しべが長く突き出る。
果実は直径約5ミリの球形に近いが、 基部は杯状となって果柄につながり、 上面にはわずかにくぼみがある。

(2019/11/29)


葉は全縁の長楕円形で、対生する。 (2019/11/29)


果実はほぼ丸いが、基部が杯状になり、上部が少しへこむ。 (2019/11/29)


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