シャクナゲ
石楠花
双子葉、合弁花、
ツツジ科、
ツツジ属、常緑、小高木。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:4メートルぐらい
枝は斜上したあと曲がって直立する。
樹皮は灰褐色のものが多い。
枝先に花芽が1つつき、その下に葉芽が数個つく。
葉は互生し、厚く革質で、
長さ15センチぐらいと大きいところが一般のツツジと異なる。
枝先に集まってつき、葉の裏面に軟毛がある。
花は枝先に散形状にかたまって多数咲く。
直径5センチぐらいの漏斗状で、花冠が5裂〜7裂するが8裂するものもある。
色は紅紫色〜淡紅紫色や白など、変異が多い。
円柱状の刮ハがつき、褐色の毛がある。
ホンシャクナゲ :花冠が7裂し、葉裏の褐色の毛がすくない。
アズマシャクナゲ :花冠が5裂する。
ハクサンシャクナゲ:葉脚が凹形で、花の内側に黄緑色の斑点がある。
キバナシャクナゲ :花が淡黄色で、花冠は5中裂し、花の内側上に黄緑色の斑点がある。
ツクシシャクナゲ :花冠が7裂し、葉裏の褐色の毛が厚い。
ホソバシャクナゲ :葉が細長い。
など、いろいろの種類がある。
セイヨウシャクナゲは、中国や日本、中央アジアなどの品種をもとに、
ヨーロッパやアメリカで改良された品種の総称であり、
日本のものにくらべ、花が大きく、花色も多彩で、
園芸種として多く出回っている。
花は枝先にかたまって咲く。
葉は革質で大きい。
(2009/1/8)
葉は枝先に集まって互生する。
蕾は枝先につく。
(2016/2/25)
花芽。いくつもの花が展開してゆく。
(2009/3/30)
(2009/3/30)
長い花柱が花後も長く残る。(2017/6/29)
細長い刮ハができる。(2016/2/25)
大きく裂開した刮ハ。(2016/2/25)
樹皮は灰褐色で、細かい縦ひびがある。(2017/6/29)
ホンシャクナゲ
アカボシシャクナゲ
セイヨウシャクナゲ。(2015/5/10)
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