サイカチ
双子葉、離弁花、
マメ科、
サイカチ属、落葉、高木。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:20メートルぐらい
幹は直立し、樹皮は黒褐色で、幹や枝に多数の長い棘がある。
葉は互生し、長さ20〜30センチの偶数羽状複葉に、
長さ2センチぐらいの楕円形で全縁の小葉がつく。
短枝につく葉は1回偶数羽状複葉で、
長枝につく葉は2回羽状複葉となる。
雌雄同株で、短枝の先に小さい淡黄緑色の4弁花が穂状につく。
花柄はほとんど見えない。
長さ20〜30センチのねじ曲がった灰色の豆果をつけ、
秋に熟すとさやごと落ちる。
中の扁平で黒褐色の種子にはサポニンが含まれ、
石けんのかわりになる。
近縁種のトウサイカチは、花柄が明瞭で、豆果はねじれず、
棘がサイカチのより太い。
葉
葉は偶数羽状複葉で、小葉は楕円形で全縁。
偶数羽状複葉が短枝に数本つく。(2015/5/10)
短枝の葉は束生しているように見えるが、よく見ると互生している。(2015/5/10)
蕾は穂状につく。これはトウサイカチ。(2016/4/15)
豆果は大きい。
幹は黒褐色〜灰褐色。
鋭くて長い棘が分枝する。(2015/5/10)。
老木では縦にひび割れる。
落葉高木である。
(2018/1/7)
トウサイカチは棘が太くて大きい。
(2016/4/15)
トウサイカチ。
(2016/4/15)
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