リョウブ

令法

双子葉、合弁花、 リョウブ科、 リョウブ属、落葉、広葉樹、中高木。 用語説明
花期:夏 7月〜8月
高さ:3〜7メートル
別名:ハタツモリ(畑積もり)
幹は茶褐色でなめらかであり、 ナツツバキ のように、樹皮がまだらにはがれる。 枝は輪生状に出る。 若枝には星状毛がある。
葉は枝先に集まってつき、有柄で長さ6〜15センチの倒披針形であり、 互生し、鋸歯がある。
夏に枝先に長さ10〜20センチの総状花序を出し、 小さな白い花を密につける。萼も花冠も5裂する。 (合弁花に分類されているが、花弁は基部まで切れ込んでいる。)
直径3〜4ミリの偏球形で黄褐色の朔果が総状につき、 中に多数の小さい種子がある。
材は割れにくいので、床柱や木地ものなどに使われる。
若葉をゆでて干したものは保存でき、救荒食品として利用された。 平安時代に畑の広さに応じた本数のリョウブを植える法令が出されたので、 令法がこの木の名前となったとのことである。



枝先の総状花序に、花後に偏球形の果実が多数できる。 (2009/5/16)




果実は黄褐色の刮ハで、花柱が突起として残るく。


若芽は山菜として食べることができる。


葉は倒被針形で、枝先に集まって互生し、鋸歯がある。(2015/6/15)




葉裏


枝は輪生状に出る。(2015/6/15)


樹皮は茶褐色で、薄くはがれ、幹がまだら模様になる。


冬芽は円錐形で赤褐色。 (2017/10/10)


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