オオヤマレンゲ
大山蓮華
双子葉、離弁花、
モクレン科、
モクレン属、落葉、広葉樹、低木。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜7月
高さ:5メートル
別名:ミヤマレンゲ
山の落葉樹林などに生える。
高くのびるのではなく、やや横広がりになり、樹皮は灰白色である。
葉は互生し、長さ6〜20センチの倒卵形〜広倒卵形で、全縁である。
先が短く尖るが、鈍頭の葉もある。
葉裏は白緑色で、長さ2〜4センチの葉柄がある。
花は枝先に1個下向き〜横向きに咲き、純白で直径5〜7センチあり、
芳香がある。
外側の3枚は萼状で内側の6〜9枚が花弁状である。
花糸は淡赤色で多数あり、葯は淡橙黄色である。
母種のオオバオオヤマレンゲは、葯が赤紫色でよく目立ち、
高さも3〜10メートルと大きくなる。
(園芸店でオオヤマレンゲとしてうられているものは、
オオバオオヤマレンゲであることが多いそうである。)
袋果の集まった5〜6センチの楕円形の果実をつけ、
緑→赤紫と変色し、裂開するとオレンジ色の種子が糸で垂れ下がる。
これは葯が赤紫色のオオバオオヤマレンゲ。(2015/6/1)
花は白い。これもオオバオオヤマレンゲ。(2015/6/1)
長い柄のある丸い蕾が枝先につく。
外側の3枚の花被片は萼。
(2015/6/1)
(2015/6/1)
しおれ始めた花。
(2017/6/3)
葉は倒卵形で全縁である。(2015/6/1)
葉裏は灰白色。(2015/6/1)
しおれた花と果実のできはじめ。
(2017/5/31)
袋果の集まった果実ができる。
(2018/5/19)
樹皮は灰白色で平滑。(2015/6/15)
横広がりの樹形となる。
(2017/6/3)
オオバオオヤマレンゲ。葉は大きな倒卵形。(2017/6/3)
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