ニセアカシア


双子葉、離弁花、 マメ科、 ハリエンジュ属、落葉、高木。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:15メートルぐらい
別名:ハリエンジュ(針槐)
ひこばえが出やすい。 樹皮は淡褐色で縦の深い割れ目がある。 托葉は鋭い棘になっている。
葉は有柄で互生し、奇数羽状複葉であり、 小葉は長さ2〜3.5センチの楕円形で全縁であり、 4〜8対つく。
初夏に小枝の葉腋から垂れ下がる長さ15センチぐらいの総状花序に、 蝶形の白い花をたくさんつける。 花は甘い香りがあって、ミツバチが好む。
10月頃豆果が赤紫色に熟して割れ、種子を落とす。
材は黄褐色で固くて重く、加工しにくいが、 耐久性は高い。 成長が早く棘もあるので、庭木としては管理しにくい。
棘のないトゲナシニセアカシアという変種もある。
有毒植物。
北米原産で、明治初期に渡来。



白い蝶形花がたくさん咲く。(2016/5/7)


蕾。(2015/4/26)


奇数羽状複葉で、小葉は全縁の楕円形。(2014/5/9)


花盛り。(2010/5/17)


果実は豆果。若い豆果。(2012/6/23)


熟しつつある豆果。(2015/7/11)


熟したがまだ乾燥していない豆。(2022/10/29)


熟しきった豆果。(2010/12/5)


豆果は長さ10センチあまり。

乾燥した豆は扁平な楕円形。(2010/12/5)


秋なかばに羽状複葉の小葉が落ち始める。(2021/10/23)


冬には葉柄も落ちて葉痕が何年も残る。(2010/12/5)


枝には鋭い棘がある。


樹皮は淡褐色で縦の割れ目がある。


落葉高木である。 (2018/1/13)


棘のないトゲナシニセアカシア。 (2018/1/13)


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