ニッケイ

肉桂

双子葉、合弁花、 クスノキ科、 ニッケイ属、常緑、広葉樹、高木。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:10〜15メートル
幹は暗灰色で、樹皮や根の皮は清涼感のある香りがする。 シナモンとして用いられる。
葉は長さ10〜15センチの長楕円形で互生し、先が長くとがり、 3脈が目立つ。 表面ははじめ灰白色の短い伏毛に覆われているが無毛に変化し、 革質で光沢がある。 裏面は伏毛が残って粉白色をおびる。
新葉の展開時に、その葉腋から出る円錐花序に淡黄緑色の小さい花をつける。 花弁は6枚、雄しべも6本ある。
杯状(お椀状)の果床の上に長さ約1センチの楕円形の液果がつき、 11〜12月に黒紫色に熟す。



葉は光沢があって3脈がはっきりしている。(2018/1/7)


葉は尖った長楕円形で、互生する。(2017/5/19)


黄緑色の6弁花が咲く。(2017/5/19)


葉裏は粉白色を帯びる。 (2023/6/4)


(2011/4/24)


葉裏に3脈が盛り上がっている。(2015/5/10)


幹はがっしりしている。 (2017/4/22)


葉は密に茂って、樹下は暗い。


高木となる。(2017/5/19)


常緑。 (2018/1/10)


(2022/11/12)


幹は暗灰色。(2015/5/10)


セイロン・ニッケイ。新芽が赤い。(2017/6/6)


セイロン・ニッケイ。樹皮は灰白色で滑らか。(2017/6/6)


イヌニッケイ。葉は革質で3脈明瞭だが、葉先の尖りが鈍い。樹皮等の香りはニッケイに劣る。 (2021/10/3)


双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る