ナツメ
棗
双子葉、離弁花、
クロウメモドキ科、
ナツメ属、落葉、中高木。
用語説明
花期:夏 6月〜7月
高さ:約10メートル
樹皮は黒褐色〜灰色で不規則な縦の割れ目がある。
葉は互生し、長さ2〜4センチの卵状楕円形で、3本の脈が目立ち、
鈍い鋸歯があり、光沢がある。
長枝には、托葉が変化した棘がある。
夏に小枝の葉腋に直径5〜6ミリの黄緑色の小さな5弁花を数個ずつつける。
果実は長さ1.5〜2.5センチの楕円形の核果で、
10月〜11月に暗赤色に熟し、食べられる。
核は両端のとがった長楕円形で、縦の溝がある。
菓子や漢方薬の材料として使われる。
よく似た
サネブトナツメは、
種子が大きく果皮が薄くて、ナツメの原種と見られており、薬用に使われる。
(2009/9/16)
葉は卵状楕円形で、3脈が明瞭で、光沢がある。(2016/7/28)
葉には目立たない鋸歯がある。花は葉腋に数個ずつ付く。(2023/6/4)
核果は楕円形で葉腋につく。
果柄は短い。
(2018/9/19)
核果は秋に暗紅色に熟し、たべられる。
落ちた果実。
(2018/9/19)
花は小さく、黄緑色で5弁。(2015/6/1)
開き始めた花。3角状の花弁の間から雄しべが立ち上がっている(蕾では花弁が雄しべを覆っている)。
(2015/6/15)
へら形の萼片が後ろに反り返り、3角状の花弁が大きく開いている。
(2015/6/15)
花の中心部にある雌しべでは、柱頭が2裂している。(2023/6/4)
雄しべが花粉を出し終わってしおれる。
(2017/6/6)
虫が蜜をなめに来た。
(2018/5/24)
(2015/7/2)
卵状楕円形の葉は、葉柄が短く、互生する。(2015/6/1)
托葉が棘に変化しつつある。
(2018/9/19)
葉柄の基部に鋭い棘がのびている。
(2017/10/26)
若枝は緑色。(2015/6/1)
樹皮は黒褐色〜灰色で不規則に縦割れする。
サネブトナツメ。(2015/10/28)
サネブトナツメ。(2015/10/28)
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