ナツハゼ

夏櫨

双子葉、合弁花、 ツツジ科、 スノキ属、落葉、低木。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:1〜3メートル
幹は直立もするが、株立ちもし、 樹形は横広がりとなる。
樹皮は灰褐色で、縦に裂けてはがれる。 若枝は赤褐色で、腺毛がある。
葉は先のとがった広楕円形で互生し、全縁であるが、 主脈上や表面や縁に粗い毛があり、その先は腺になっている。 裏面は淡緑色で、脈上などに開出毛がある。 葉柄にも短毛がある。
枝先から横にのびる総状花序に、長さ約5ミリで、 赤みをおびた鐘形で先が5裂した花が下向きに咲き、 裂片の先は少し反り返る。 10本ぐらいの雄しべが雌しべを取り囲む。 萼は杯状で裂片の先が尖る。
球形の赤い液果が黒く熟す。その頂部には、萼の落ちた痕が花弁状に残る。 果実は食べることができる。

花は鐘形で赤みを帯び、下向きに咲く。(2015/6/1)


花冠の先が5裂して少し反り返る。(2017/6/3)


雄しべが雌しべを取り囲む。(2017/6/3)


開花直前の蕾。(2017/6/3)


果柄などの毛の先は腺になって粘る。 (2017/6/3)


腺毛に虫が捕まっている。 (2017/6/3)


花ははじめは淡緑色である。(2015/5/27)


葉は広楕円形で全縁であるが、縁などに粗毛がある。(2015/5/27)


葉裏は淡緑色。(2015/6/1)


若枝は赤褐色。(2015/6/1)


幹は灰褐色で、株立ちすることが多い。(2015/6/1)


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