ナンバンアカアズキ

南蛮赤小豆
双子葉、離弁花、 マメ科、 アデナンセラ属、落葉、高木。 用語説明
花期:冬〜春 2月〜3月
高さ:10〜20メートル
別名:アデナンセラ・パヴォニア
熱帯〜亜熱帯の植物であり、海岸沿いに生えることが多い。
幹は淡褐色で樹皮は平滑である。
2回羽状複葉が互生する。その小葉は楕円形で薄い。
葉腋から出る穂状花序に、黄色い5弁花が多数並んで咲き、 花穂が円筒状になる。 花被片は披針形である。
花後に長さ15〜20センチの平たい豆果が垂れ下がり、 熟すと莢が褐色になってはじける。 莢から出る種子はやや扁平な倒卵形で、鮮紅色であり、光沢がある。
種子は長さ8ミリ前後のほぼ均等な大きさで、10粒で1グラムぐらいあり、 昔ははかりの分銅として使われたそうである。 美しいので、装飾品としても使われる。
中東、東南アジア原産。

2回羽状複葉が互生し、幹は淡褐色で平滑。 (2022/11/12)


小葉は楕円形で薄い。 (2022/11/12)


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