モクレン
木蓮、木蘭
双子葉、離弁花、
モクレン科、
モクレン属、落葉、広葉樹、小高木。
用語説明
花期:春 3月〜4月
高さ:約4メートル
別名:シモクレン(紫木蓮)
樹皮は灰褐色で滑らかであり、幹は直立するが、しばしば束生する。
葉は長さ8〜18センチの倒卵形で先がとがり、葉柄は短く、全縁で、
葉裏では脈にそって毛があり、互生する。
紅紫色の花が枝先に1個つく。
蕾は毛のある鱗片に包まれ、陽の当たる南側の鱗片が早く伸びるので、
花が北に傾いて開く。花弁は6枚で長さ10センチぐらいあり、
外側が紅紫色で内側がやや白く、
雌しべと雄しべが多数あり、螺旋状にならぶ。芳香がある。
果実は未熟のときは雌しべ群の柱が大きくなったような形で、
袋果の集まった円柱形の集合果であり、
結実しない花も多いので、熟してくるとコブ状の膨らみがいくつかできる。
コブが裂開すると糸状の種柄で橙色の種子がぶら下がる。
花は北へ向いて傾く。
花は短期間に一斉に咲く。
(2009/3/30)
葉は尖った倒卵形で全縁。
(2016/4/29)
花の内側はやや白く、雌しべと雄しべが多数ある。
蕾では花弁が巻かれている。(2016/4/11)
細い枝は淡褐色。葉は互生する。
(2017/4/22)
花弁の落ちた直後の花。雌しべ、雄しべがまだ残っている。
(2016/4/16)
果実は袋果の集合果。雄しべは大部分落ちている。(2016/4/29)
幹は灰褐色で平滑。(2016/4/29)
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