ミズメ

水芽

双子葉、離弁花、 カバノキ科、 カバノキ属、落葉、広葉樹、高木。 用語説明
花期:春 4月
高さ:15〜25メートル
別名:アズサ(梓)、アズサカンバ(梓樺)
樹皮は灰褐色〜暗褐色で平滑であり、横長の皮目があって、 老木でははがれやすい。 若枝は黄褐色。
葉は長枝では互生し、短枝では対生して1対つく。 葉身は長さ3〜10センチの卵形で、重鋸歯があり、 先が鋭くとがる。
雌雄同株で、葉の展開と同時に開花し、 長さ5〜7センチで淡褐色の尾状の雄花序が枝先に数本垂れ下がり、 緑色で円柱形の雌花序が短枝の先に直立する。 花弁は見えない。
果穂は長さ2〜4センチの楕円形で上向きにつき、 褐色の果鱗がある。 果実は扁平な広卵形の堅果で、両側に翼がある。
材は緻密で堅く粘りがあるので、建築材や器具材などに使われる。 昔は弓作りに利用した。

(2015/5/1)


葉は卵形で、表側では葉脈がへこむ。 (2018/9/24)


葉に重鋸歯がある(大きい鋸歯の裂片に小さい鋸歯がある)。 (2018/9/24)


(2015/6/1)


淡褐色の雄花序が尾状に垂れ下がる。(2017/4/13)


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