クサギ

臭木

双子葉、合弁花、 クマツヅラ科、 クサギ属、落葉、低木。 用語説明
花期:夏〜秋 8月〜9月
高さ:1.5〜3メートル
樹皮は灰色で皮目があり、若枝や葉に短毛が密生する。
葉は長さ8〜15センチの広卵形であり、ほぼ全縁で、 葉柄が長く、対生する。
葉や枝を傷つけると、青臭い臭気がある。
花は枝先や上部葉腋から出る集散花序につき、 白く、高坏形で長い筒部があり、萼は5深裂し、 花冠は5裂して平開する。 花にはよい香りがある。
果実は球形の核果で、秋に青く熟し、赤い萼の上にのっている。

5裂した赤い萼の上に青く熟した実がのっている。(2008/10/26)




果実は空色から藍色、濃紺へと変色する。(2016/9/17)


(2015/11/15)


赤い萼は花後も長く残る。


萼に包まれた未熟な果実。Photo by H. O. (2008/9/12)


花は萼から長く突きだした棹の先に咲く。(2009/8/12)


(2010/8/8)


雄しべが長い。花序枝に毛がある。集散花序が葉腋から出る。 (2016/7/13)


花後。 (2008/9/2)


葉は広卵形で柄が長い。赤いのは未熟な果実。 (2012/10/6)


葉は対生する。


樹皮は灰褐色で皮目が多い。 (2018/1/12)


落葉低木である。 (2018/1/12)


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