クリ



双子葉、離弁花、 ブナ科、 クリ属、落葉、広葉樹、高木。 用語説明
花期:夏 6月〜7月
高さ:17メートルぐらい
幹は直立し、枝葉がよく繁る。 樹皮は灰黒色で縦の裂け目があり、若枝は淡緑色である。
葉は有柄で、長さ7〜14センチの長楕円形であり、 針状鋸歯があって、互生する。
雌雄同株で、 新枝の葉腋に淡緑色の尾状花穂がつき、 雄花が総状に並んでいる下に、 雌花が3個丸いイガ状の総苞に包まれてつく。 雄花には萼が6個あって深裂し、雌花も萼が6個あって深く裂け、 花柱は5〜9個ある。花弁はない。
果実は堅果で、イガとなった殻斗に包まれているが、 熟すとイガが裂ける。
材は腐りにくい。

果実


果実はイガに包まれる。(2016/7/13)


雄花(2014/5/9)




雌花。先端に束生している白い毛が雌しべ。


(2017/6/11)


果実は未熟のうちから鋭い棘で守られている。(2015/7/11)


熟すとイガが割れて、褐色の実が現れる。(2017/9/19)


葉は先の尖った長楕円形で、鋭い鋸歯がある。


高さ十数メートルの高木となる。(2022/5/8)


秋に黄葉する。 (2019/11/29)


樹皮は縦にひび割れる。 (2018/1/12)


クリタマバチによる虫こぶ。 (2014/5/9)>


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