クコ

枸杞

双子葉、合弁花、 ナス科、 クコ属、落葉、低木。 用語説明
花期:夏〜秋 7月〜11月
高さ:1〜2メートル
束生することが多く、幹は灰褐色で、 枝は細くしなやかで稜があり、枝先や葉脈には棘がある。 地表近くを這う匍匐(ほふく)茎でもふえる。
葉は長さ2〜4センチの楕円形〜披針形で、互生するが、 短枝の先に束生状につくことが多い。全縁で無毛。
短枝の葉腋に淡紫色の花が1〜3個つき、 花冠は長さ1センチぐらいの漏斗状で、先が5裂する。
長さ約1センチの楕円形の液果がなり、晩夏から初冬にかけて赤く熟す。 中に扁平で丸い種子が10個ぐらい入っている。
果実は果実酒に使われるが、解熱等の薬効もある。



漏斗状で先が5裂した淡紫色の花が葉腋に数個つく。(2015/9/29)


花は短枝の先に束生状につくことも多い。(2015/9/29)


花は1カ所に数個つくが、同時に咲くのではなく、時期をずらして咲く。 (2009/9/10)


花冠は5裂する。(2017/10/18)


雄しべが花冠から突き出す。(2016/10/15)


雌しべはもっと長く突き出し、花柱の先が開く。

蕾は楕円形。 (2018/9/24)


先の少し細くなった楕円形の液果がぶら下がり、秋に赤く熟す。


(2016/10/20)


葉は楕円形〜披針形。(2016/11/6)


葉は互生するが、短枝の先に束生状につくことも多い。




茎に稜があり、所々に棘がある。(2016/7/27)


枝は灰褐色。(2017/10/18)


枝は細くてしなやか。


横にのびた幹から多数の枝が立ち上がる。 (2015/9/29)


株立ちする。(2016/5/5)


(2016/10/20)


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