クチナシ
梔子
双子葉、合弁花、
アカネ科、
クチナシ属、常緑、低木。
用語説明
花期:夏 6月〜7月
高さ:1〜2メートル
よく分枝して繁る。
若枝は緑色であるが、幹は灰褐色となり、ほぼ平滑である。
葉は長さ5〜10センチの倒被針形で先がとがり、
対生するが3輪生することもある。
全縁で革質であり、托葉は4枚が円筒状に合着する。
枝先に直径6〜7センチの高坏形の花を1個つける。
花弁は5〜7裂し、白く、芳香がある。花柱は黄色い。
果実は楕円形の肉質液果で、5〜7稜があって先に萼片が残り、
橙色に熟す。中に扁平で卵形の種子が多数ある。
八重咲きの品種もあり、ヤエクチナシと言われる。
食品などを黄色く染めるのに使われる。
花は花弁が白くて芳香がある。
花弁の内側は純白である。(2017/6/6)
花柱は黄色い。(2016/7/27)
ヤエクチナシ。
ヤエクチナシ。(2012/7/10)
蕾。(2015/6/25)
螺旋状に巻いた蕾がほどけて白い花が咲く。
葉は柔らかく葉脈がはっきりしており、アゲハチョウの幼虫などに食べられやすい。
果実は肉質液果で、先端に萼片が残る。(2016/7/27)
果実に稜があり、橙色に熟してゆく。(2015/10/8)
熟した果実。小枝の表面は葉痕でデコボコになる。
株立ちする。
(2018/1/10)
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