コショウノキ

胡椒の木

双子葉、離弁花、 ジンチョウゲ科、 ジンチョウゲ属、常緑、低木。 用語説明
花期:冬〜春 1月〜4月
高さ:1メートルぐらい
樹皮は紫褐色で、2分岐して枝を広げる。
葉は先のとがった長楕円形で、全縁で光沢があり、互生する。
雌雄異株で、枝先に芳香のある白い花を頭状に咲かせる。 萼筒は細長くて8〜10ミリあり、肉質で先が4裂し、外側に細毛がある。
直径約8ミリの球形の液果が赤く熟し、 種子は褐色の球形である。
コショウノキは有毒植物であり、実は胡椒の原料とはならない。

香辛料の胡椒(ブラックペッパー)のできる植物は、 インド等原産のコショウ科のつる性の コショウ である。また、 アンデスの乾燥地帯等原産のコショウボク(ウルシ科)からは、 ピンクペッパーと呼ばれる香辛料が作られる。 コショウボクはヤナギのような高木で、 円錐花序に白緑色の花が咲き、丸い実が総状について赤熟する。



葉はとがった長楕円形で、全縁で光沢がある。(2016/4/15)


双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る