コナラ

小楢

双子葉、離弁花、 ブナ科、 コナラ属、落葉、広葉樹、高木。 用語説明
花期:春 5月
高さ:17メートルぐらい
幹は直立してから分枝し、樹皮は灰黒色で縦に裂け目が入り、枝は細い。
葉は有柄で長さ5〜12センチあり、倒卵形で互生し、 初めは有毛であるが、のちに滑らかになり、裏面は灰白色で、 粗い鋸歯がある。
雌雄同株で、 雄花序は黄緑色で新枝の脇から尾状に垂れ下がり、 雌花序は枝先の葉腋にあって短く、雌花を数個つける。 花弁はない。
秋に実るドングリは長楕円形で、殻斗は椀形で鱗片が瓦重ね状となり、 つぶつぶの模様ができる。



雄花序は黄緑色で新枝の脇から垂れ下がる。(2010/4/21)


(2009/4/10)


雌花は枝先に数個つく。(2017/4/18)


葉は倒卵形で粗い鋸歯がある。(2015/9/19)


鋸歯の先が鉤形にとがる。(2016/5/7)


葉裏は粉白色を帯びる。


側脈が鋸歯の先に達する。(2016/5/7)


堅果は長楕円形。


殻斗はつぶつぶで覆われる。未熟の果実は短い。




土に接すると間もなく芽が出る。


若葉。(2009/4/10)




黄葉


(2015/12/7)




上がコナラ、下がクヌギ。(2010/3/20)


枝についた丸いものは虫こぶ。 (2018/6/19)





樹皮の裂け目と裂け目の間は平らである。


落葉高木である。 (2018/1/13)


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