コクサギ
小臭木
双子葉、合弁花、
ミカン科、
コクサギ属、落葉、広葉樹、小高木。
用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:1〜5メートル
幹はよく分枝し、樹皮は灰褐色で小さい皮目がある。
葉は長さ5〜12センチの倒卵状長楕円形で、
左右交互に2つずつつく特殊な互生(コクサギ型葉序、左左右右)形式である。
雌雄異株で、春に前年枝の葉腋に淡黄緑色の4弁花が咲く。
雄花は総状花序に10個ぐらいつき、雌花は短い柄の先に1個つく。
長さ8〜10ミリのゆがんだ楕円形のような分果が3〜4個集まった果実がなり、
7〜10月に熟すと分果の上部が裂開して、
丸い黒褐色で光沢のある種子をとばす。
全体に臭気がある。
葉は左左右右と互生する(コクサギ互生)。(2014/4/10)
葉は長楕円形で全縁。
葉に光沢がある。(2016/4/29)
葉脈が葉裏に隆起する。(2016/4/29)
花は4弁で淡黄緑色。(2015/4/15)
雄花は総状につく。
雌花は単生し、花柄が短い。
果実は4分果。樹皮には皮目がある。(2021/10/24)
若い果実は緑色。(2017/9/30)
葉裏は淡緑色。果柄は短い。(2017/11/9)
4分果が3つや2つのこともある。(2017/9/30)
熟してきた果実は淡褐色で、裂け目が見えてくる。
冬芽の準備。(2015/10/28)
冬芽が美しい。Photo by H. O. (2010/1/8)
(2015/1/9)
枝は互生状にのびる。
よく分枝する。
樹皮は灰褐色。(2017/10/26)
落葉小高木である。
(2018/1/21)
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