キリ



双子葉、合弁花、 ゴマノハグサ科、 キリ属、落葉、高木。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:8〜15メートル
樹皮は灰褐色で、縦に浅く裂ける。 成長が早く、幹の中心部は筒状の空洞になる。
葉は長い柄のある広卵形で、3〜5浅裂し、 直径は15〜30センチもあり、全縁で対生する。
葉が開く前に枝先に円錐形の大きな花穂を出し、 淡紫色で長さ5〜6センチある細長い鐘形の花を総状につける。 花冠は5裂し、下の3裂片が上の2裂片より大きくて、黄色のすじがある。
秋に先の尖った卵形の朔果をつける。 それが縦に2つに割れると翼のついた種子が出て、風で散布される。
桐材は軽くて狂いが少ない。箪笥などによく使われる。



淡紫色で唇形の花が円錐状に咲く。




蕾は楕円形で、秋には用意されている。 (2008/10/28)


蕾には、冬の寒さをしのぐため、茶褐色の毛が密生する。 (2008/10/28)


果実は先のとがった楕円形の刮ハ。(2012/6/23)


(2008/10/26)


葉は大きな広卵形で、3〜5浅裂する。(2015/8/8)


刮ハは縦に2つに割れる。(2013/11/23)


種子は小さくて、白い翼がある。(2010/12/4)


種子が散布されたあと(厚い殻が残る)。(2012/2/11)


落葉高木である。 (2018/2/10)


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