カシワ



双子葉、離弁花、 ブナ科、 コナラ属、落葉、広葉樹、高木。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:15メートルぐらい
樹皮は灰褐色〜黒褐色で、不規則に深い縦の割れ目が入る。
葉は長さ12〜32センチの倒卵状長楕円形で互生し、 縁には波状の大きな鋸歯がある。 表面には初め短毛があるがすぐに無毛となり、 裏面には短毛と星状毛が密生する。 葉柄はごく短い。
雌雄同株で、 初夏に葉の展開と同時に新枝の下部から、 長さ10〜15センチで黄緑色〜淡褐色の雄花序が数本垂れ下がり、 新枝の葉腋には雌花が5〜6個つく。 花弁は見えない。
堅果は長さ1.5〜2センチの卵球形で、その年の秋に熟し、 殻斗には先の反り返った長い鱗片がびっしり並ぶ。
材はかたく、建材や家具材として使われ、葉は柏餅に使われる。






波状の大きな鋸歯がある。(2015/5/1)




葉裏には淡褐色の短毛が密生し、葉脈が盛り上がる。 (2022/10/19)


葉柄の基部などには星状毛が密生する。 (2022/10/19)





黄緑色の雄花序が垂れ下がる。




黄葉する。 (2018/1/7)


幹。縦の割れ目がある。




落葉高木である。 (2018/1/7)


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