カラタチバナ

唐橘

双子葉、合弁花、 ヤブコウジ科、 ヤブコウジ属、常緑、小低木。 用語説明
花期:夏 7月頃
高さ:20〜70センチ
常緑樹の林床などに生える。 茎は葉痕や果柄の痕などででこぼこしながら伸びて、 あまり分枝しない。樹皮は茶褐色である。
葉は長さ8〜20センチの狭卵形〜披針形で波状の鋸歯があり、 互生ではあるが茎の上部に2段ほど輪生状につく。 光沢のある緑色で、無毛である。 常緑樹ではあるが、古い葉は落ちて、葉は茎の上部に数段だけある。
葉腋から花柄を数本出し、各々に散形状に白い花をつける。 花冠は深く5裂し、裂片は反り返る。雄しべは5本ある。
果実は直径6〜7ミリの球形の核果で、 晩秋に赤く熟して翌春まで残る。 黄色く熟すキミタチバナや、白く熟すシロミタチバナもある。

(2015/12/18)


丸い核果が赤く熟す。葉は互生する。(2015/10/19)


果実は幹の上方にまとまってつく。 (2017/11/6)




未熟の果実。あまり分枝しない。(2016/10/4)


熟しつつある果実。(2016/10/27)


果実には光沢がある。(2022/11/2)


熟した果実。(2016/11/4)


果実が幹の頂につくこともある。(2022/11/2)


幹に葉痕が残る。 (2016/11/6)


花径の先に小さい白い花を散形状につける。花冠は5深裂する。(2015/6/15)

実の黄色いキミタチバナもある。


葉は狭卵形で、茎先では輪生状に互生する。


(2016/3/3)


葉は鮮緑色で光沢があり、不明瞭な波状鋸歯がある。(2015/6/1)


常緑小低木である。 (2015/11/15)


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