カラタチ
唐橘
双子葉、合弁花、
ミカン科、
カラタチ属、落葉、広葉樹、低木。
用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:約3メートル
樹皮は灰緑褐色で細長い溝ができるが、若い枝は緑色で、
長さ1〜6センチの鋭い棘が互生する。
葉は3出複葉で互生し、小葉は長さ3〜6センチの倒卵形で、
葉柄に翼がある。
葉が展開する前に、葉腋(棘の基部)に、白くて香りのある花が単生する。
花弁は離ればなれに5枚開く。
直径3〜5センチのミカン状の黄色い果実ができるが、食べられない。
柑橘類の台木によく使われる。
白い5弁花が咲く。
雄しべは10本、雌しべは太い。花弁は広く離れて咲く。(2009/4/10)
花の下に棘がある。
(2016/4/16)
子房は丸くて緑色であり、柱頭は平たい。
棘が大きい(長さ5センチ以上になり、先がとても堅い)。
果実は食べられない。落ちると多数の種子が発芽する。
木には手を入れることもできないほど、多数の鋭い棘がある。(2015/4/15)
枝も幹も棘だらけ。木が枯れても棘はしっかり残る。
棘の脇に3出複葉が数個束生する。(2015/4/15)
3出複葉の小葉は倒卵形〜長楕円形。(2017/9/25)
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