ジャケツイバラ
蛇結茨
双子葉、離弁花、
マメ科、
ジャケツイバラ属、つる性、落葉、低木。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
別名:カワラフジ
枝はつる状にのび、褐色で、短いが鋭い逆棘がある。
2回偶数羽状複葉が互生し、3〜8対の羽片があり、
その各々に5〜12対の長楕円形の小葉がつく。
表面に細毛があり、葉裏は粉白色を帯びる。
葉軸にも棘がある。
葉腋から長さ20〜30センチの総状花序が斜上し、
花茎2.5〜3センチの黄色い花が多数咲く。
花柄は長く、萼片は黄緑色で5枚、花弁は5枚あり、
赤い網目紋のある花弁が立上り、
両脇にそれより大きい黄色い花弁が2枚ずつ広がる。
蝶形花とは形が異なる。
長くて赤い雄しべが10本あり、雌しべはそれに埋もれている。
豆果は長さ7〜10センチで、熟すと縦に裂開し、
楕円形で黒褐色の種子が数個現れる。
枝が絡む様子を蛇が絡む様子に見立てて、
蛇結茨と名付けたと言われる。
衣服が逆棘に絡まると、身動きできなくなることもある。
(2017/7/29)
鋭い逆棘がある。(2017/7/29)
つると棘で絡み合っている。
(2018/2/10)
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