イズセンリョウ

伊豆千両

双子葉、合弁花、 ヤブコウジ科、 イズセンリョウ属、常緑、低木。 用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:1〜1.5メートル
別名:ウバガネモチ
常緑樹の林内に群生し、枝は細長くのびて湾曲し、あまり分枝しない。 樹皮は紫褐色で皮目がある。
葉は5〜17センチの長楕円形で先がとがり、互生する。 波状の鋸歯があることもある。 表は濃緑色で光沢があり、葉裏は白色をおび、腺点がある。
雌雄異株で、葉腋の総状花序に黄白色で長さ5〜6ミリの小さい花をつける。 花冠は鐘形で先が浅く5裂し、雄しべが5本、雌しべが1本ある。
果実は約5ミリの球形の液果で、萼につつまれており、先に花柱が 残っている。 冬に乳白色に熟し、黒くて非常に小さい種子を含む。



花は黄白色の円筒形で、先が浅く5裂する。(2017/4/13)




秋に葉腋から総状花序を出し、蕾をつけるが、開花は翌春。


葉は先のとがった長楕円形で互生し、波状鋸歯のあるものもある。(2016/10/2)


葉はやや厚く、葉裏は緑白色。(2017/10/26)




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