イヨカン

伊予柑

双子葉、合弁花、 ミカン科、 ミカン属、常緑、広葉樹、中高木。 用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:2〜6メートル
樹皮は黒褐色でややざらつくが、若枝は緑色である。 棘はほとんどないが、枝状の棘の出ることがある。
葉は互生し、先のとがった長卵形で光沢があり、 葉柄に翼葉がある。
春に白い5弁花をつける。 花は近接して咲いているが、 各々は独立して単生しており、 果実が大きくなる前にかなりの数が落ちるので、 実は総状などにはならない。
直径10センチ弱の赤橙色のミカン果をつけ、 12月〜2月に食べ頃となる。 外皮はやや厚いが、 内袋は薄くてむかないで食べることができ、果肉は甘い。
明治初期に山口県萩市で発見され、 アナト(穴門)ミカンと呼ばれていたが、 後に愛媛県で多く栽培されるようになって、 イヨカンと呼ばれるようになった。



常緑中高木で、果実をよくつける。 (2009/3/5)


葉は先のとがった長卵形で光沢があり、葉柄に狭い翼がある。 (2009/3/5)


枝状の棘の出ることがあるが、多くはない。 (2009/3/5)


樹皮は黒褐色でざらつく。小枝の出ていた後がイボ状となる。 (2009/3/5)


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