イスノキ
双子葉、離弁花、
マンサク科、
イスノキ属、常緑、高木。
用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:約20メートル
幹は直立し、
樹皮は灰白色で、大木になると赤みを帯び、老木になると鱗状に剥がれる。
新枝には星状毛がある。
葉は長さ4〜9センチの長楕円形の全縁で、厚くて光沢があり、
革質で、互生する。
雌雄同株が多く、
春に葉腋に総状花序をつけ、基部に雄花、先に両生花をつける。
花弁はないが雄しべの赤い葯が目立つ。
果実は広卵形の朔果で、黄褐色の毛で覆われ、先に花柱が
角のように残る。
10月ごろ果実が熟して2裂し、黒い光沢のある種子を出す。
葉には虫こぶができやすい。
枝には大きな虫こぶのできることがある。
イスノキの虫こぶはタンニンを含んでいて、
染料の原料になる。
材は緻密で重く、木刀やそろばん玉などに使われる。
(チェーンソーで幹を切ると火花が出るほど堅い。)
刈り込みに耐えるので、生け垣に使われることもある。
灰は釉薬として使われる。
葉は長楕円形で、全縁、革質。
(2018/6/2)
葉は互生する。
葉は密に茂る。
葉についた虫こぶ。
枝についた虫こぶは大きくて丸い。
葉には多数の虫こぶ。
蕾は赤い。(2007/4/15)
両性花には、淡褐色の毛に覆われた雌しべがあり、赤い花柱が2裂して左右に開く。
花弁はない。雌しべの下方にある楕円形のは(花弁のない)雄花。(2007/4/15)
未熟な果実。先に花柱が突起として残っている。
(2018/6/13)
(2018/6/2)
種子は楕円形で褐色〜黒色。(2018/3/10)
1つの果実に種子が4個ある。
幹
常緑高木である。
(2018/1/14)
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