インドゴムノキ


双子葉、離弁花、クワ科、 イチジク属、常緑、高木。 用語説明
花期:〜 月〜月
高さ:30〜40メートル(日本では温室で小さく育てる)
高温多湿を好み、寒さに弱い。 原産地では幹は直径2メートルほどの大木となる。
樹皮は淡褐色で平滑であり、枝から多数の不定根が垂れ下がって、 重い枝を支える。
葉は互生し、厚い楕円形で光沢があり、長さ15センチ以上になる。 初めは巻かれた形で赤い「葉鞘」に包まれているが、 葉が大きくなって広がると葉鞘は落ちる。
葉腋に小さな花嚢がつくが、目立たない。
果実は長さ約1センチの楕円形の果嚢で、黄色く熟す。
樹皮を傷つけると乳白色の粘液が出るので、それから天然ゴムを作る。 ゴム生産用には、トウダイグサ科のパラゴムノキを使うことが多い (その方が質の良いゴムがとれる)。
インド原産。

(2017/1/19)


樹皮は淡褐色で、不定根が下向きにのびる。(2017/1/19)


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