イチジク

無花果

双子葉、離弁花、クワ科、 イチジク属、落葉、小高木。 用語説明
花期:夏〜秋 6月〜10月
高さ:4〜8メートル
樹皮は灰褐色で平滑であり、枝や葉を傷つけると白い乳液が出る。
葉は互生し、葉柄が長く、葉身は長さ20〜30センチと大きくて厚く、 掌状に3〜5裂し、粗い毛がある。
雌雄異株で、日本にあるのは雌株であり、受粉しなくても果実ができる。 (外国には結実に受粉を必要とする品種もある。) 初夏になると、葉腋に倒卵形の花嚢(花托が変化したもの)を1個つける。
花嚢は中に小さい花が多数あり、5センチぐらいに大きくなって、 濃紫色の果嚢になる。
アラビア原産で、江戸時代初期に渡来。



大きな葉が掌状に3〜5裂する。(2015/5/6)


花嚢は葉腋ごとに1つずつつく。(2015/7/2)


熟した花嚢。 (2017/10/18)


熟しすぎて崩れた花嚢。(2017/10/18)


幹から出る枝の基部につくこともある。(2015/9/29)


樹形は乱れやすい。 (2018/1/10)


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