ホオノキ

朴の木

双子葉、離弁花、 モクレン科、 モクレン属、落葉、広葉樹、高木。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:約20メートル
樹皮は灰白色で平滑であり、幹は直立し、托葉痕が枝を一周する。
葉は倒卵形で長さ40センチにもなり、葉裏は白色を帯び、 有柄で互生する。
蕾は鱗片包に包まれ、枝先に1個つく花は直径15センチぐらいと大きく、 黄白色で芳香があり、花弁は約9個、雌しべ、雄しべは多数ある。
果実は赤紫の楕円形の袋果で、熟すと赤い種子が糸でぶら下がる。
材は均質で柔らかく、細工物に使われる。 葉は乾燥させて食べ物を載せたりするのに使われる。



葉は長さが40センチもあり、裏は粉白色を帯びる。(2015/5/10)


托葉痕が枝を一周する。(2009/6/10)


頂芽は長さ3センチ以上あり、芽鱗は革質。大きな葉痕がある。
托葉痕が枝を一周する。やや太い枝にも托葉痕が残っている。(2014/3/8)





開花しはじめ


全開


雌しべも雄しべも多数ある。




果実には毛がある。


未熟な果実。長さ10センチ以上ある。(2014/7/12)


色づきはじめた果実。


熟すと袋が破れて赤い種皮で覆われた種子が現れる。(2015/9/16)


幹は灰褐色で平滑である。皮目が縦につらなる。


大木となる。 (2018/1/3)


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