ハリグワ

針桑

双子葉、離弁花、クワ科、 ハリグワ属、落葉、中高木。 用語説明
花期:夏 6月
高さ:8〜10メートル
樹皮は灰褐色で、縦の裂け目があり、古くなるとはがれる。 葉腋に枝の変形した鋭い棘がある。
葉は長さ3〜9センチの卵形で先がとがり、裏面に微毛がある。 長枝では互生し、短枝では束生する。
雌雄異株で、6月頃新枝の葉腋に球形で淡黄色の花序が1〜2個つく。 花被は短いが4枚ある。 日本には雌株はほとんどない。
果皮の肥大した直径2〜3センチの丸い集合果がつき、 そう果を包んでいる。11月ごろに赤く熟して食べられる。
葉はかいこの餌になり、樹皮は製紙に利用でき、 心材は染料の原料となる。
中国原産。

葉は長枝では互生する。


短枝の葉は束生する。


花序は葉腋につく。




棘は鋭い。


枝はよく茂り、樹皮は薄く剥がれる。 (2018/1/7)


双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る