ハマナス
浜茄子、浜梨
双子葉、離弁花、
バラ科、
バラ属、落葉、低木。
用語説明
花期:夏 6月〜8月
高さ:1〜1.5メートル
別名:ハマナシ
海岸の砂地などに叢生し、地下茎で群落をつくる。
枝に軟毛があり、太い扁平な棘と細い針のような棘が混ざり合って
密生する。
葉は長さ9〜11センチの奇数羽状複葉であり、互生する。
小葉は長さ2〜3センチの楕円形で、先はまるく、
鈍い鋸歯があって、脈にそって表面がへこみ、
しわが多いが、光沢がある。裏面には軟毛が密生する。
夏に枝先に直径5〜8センチの紅色か紅紫色の5弁花が1〜3個ずつつく。
花の白いシロバナハマナスもある。
花柄には小さい棘がある。
果実は直径2〜3センチの扁球形の偽果で、先に長い萼片が残り、
中にそう果を含む。8月〜9月に赤く熟し、甘みと酸味が少しある。
ビタミンCが多い。
ハマナスは東北や北海道に多く、実が梨の実に似ているので、
ハマナシと言われていたのが(東北弁で)
なまってハマナスと言われるようになったとのこと。
(2015/5/6)
葯は周辺部は淡褐色で、中心部は褐色。
(2018/5/24)
葉は奇数羽状複葉。
蕾
果実は扁球形の偽果。葉には光沢がある。(2016/7/28)
(2015/7/2)
枝には鋭い棘が密生する。
シロバナハマナス。(2015/5/10)
高さは1メートルあまり。
(2018/6/19)
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