ゴシュユ

呉茱萸

双子葉、合弁花、 ミカン科、 ゴシュユ属、落葉、広葉樹、小高木。 用語説明
花期:夏 8月
高さ:3〜5メートル
樹皮は黒褐色でまるい皮目がある。
葉は対生し、奇数羽状複葉で、 その小葉は長さ10〜20センチの楕円形で、先がとがる。 葉柄や花序に細毛が密生する。
8月頃に枝先に円錐花序を出し、淡緑白色の小花をつける。 先の尖った厚手の花弁が5枚あり、丸い緑色の子房と太い雌しべが見える。 雌雄異株で日本には雌株しかなく、 果実はできても種子はほとんどできない。
果実は朔果で直径5〜8ミリの扁球形で、赤褐色で異臭がある。
腹痛や湿疹の薬の材料にする。



若枝に細毛が密生する。(2016/4/15)


葉柄にも細毛が密生する。(2016/10/2)


奇数羽状複葉が対生する。


葉裏は淡緑色。


果実は5個の分果からなる。


分果の表面には小さい凹凸があり、花序枝は太い。(2021/10/3)


秋に赤紫色に熟す。


果実は赤ん坊の握り拳のよう。(2017/10/31)


樹皮には皮目がある。 (2008/12/16)


小枝は密には繁らない。 (2018/1/10)


落葉小高木である。 (2018/2/10)


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