ガジュマル
榕樹
双子葉、離弁花、クワ科、
イチジク属、常緑、高木。
用語説明
花期:春
高さ:約20メートル
熱帯〜亜熱帯の植物で、花期は一定していず、
日当たりの良い所を好む。
日当たりが不十分だと、枝がひょろ長くなる。
鳥やコウモリなどの糞で種子が散布され、
木に着床してその木を覆い隠すことも多いので、
「締め殺しの木」の一種でもある。
枝を切ると、白い樹液が出る。
幹や枝から気根が垂れ下がり、
地面に達すると、気根が幹のように太くなる。
葉は長さ4〜10センチで、革質の卵状楕円形であり、
全縁で、互生する。
春などに小さくて淡黄色の丸い花嚢が枝につき、
その中に花ができる。
数ヶ月すると、イチジクと同様に、花嚢が赤い果嚢となり、
鳥やコウモリなどの餌となるが、
人間にとってはあまりうまいものではないとのことである。
九州、四国の南部や沖縄などに自生する。
(2019/11/29)
葉は革質の卵状楕円形。
(2019/11/29)
葉は全縁で互生する。
(2019/11/29)
幹は灰褐色。
(2019/11/29)
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