フクロミモクゲンジ


双子葉、離弁花、 ムクロジ科、 モクゲンジ属、落葉、広葉樹、高木。 用語説明
花期:夏〜秋 8月〜9月
高さ:15〜20メートル
別名:オオモクゲンジ、フクワバモクゲンジ
樹皮は灰褐色でざらざらしており、古くなるとはがれる。
葉は2回羽状複葉で、互生する。 小葉は先のとがった長楕円形で、全縁である。 (幼樹では鋸歯がある。) 晩秋に明るい黄葉になる。
夏に枝先から円錐花序を出して、小さい黄色い花を多数咲かせる。 黄色い花弁が4枚と、赤い付属体がある。
果実は果皮の3面が背中合わせにY字形に付いたような形の翼があり、 ふくらんだ袋果となる。 淡褐色に熟すと袋が裂けて、小さい黒い球形の種子が現れる。
種子は数珠の材料になる。

(2017/9/21)


枝先の円錐花序に金色の4弁花が多数咲く。






大木全体が金色になる。


黄色い花弁に赤い付属体がある。(2017/9/21)


雄花は花柄ごと落ちる。(2016/10/2)


花がたくさん舞い落ちて、地面が黄色くなる。(2016/10/2)


果実はふくらんだ袋状である。


種子は球形で黒い。




2回羽状複葉が互生する。


小葉は全縁の長楕円形で先が尖る。(2016/10/2)


(2017/10/18)


幼樹では小葉に鋸歯がある。 (2018/5/24)


成木では小葉は全縁となる。(2021/10/24)


枝先に多数の袋果がつく。(2015/10/28)


(2016/10/2)


未熟な種子はまだ淡黄色であるが、光沢がある。(2021/10/24)


種子は黒くなる前に赤褐色になる。(2021/10/24)







樹皮は灰褐色で粗い。


落葉高木である(中央の木がフクロミモクゲンジ)。

双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る