ブラシノキ
双子葉、離弁花、
フトモモ科、
ブラシノキ属、常緑、広葉樹、小高木。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:1.5〜5メートル
樹皮は灰褐色で、年数がたつと大きくはがれる。
葉は長さ3〜15センチの披針形〜線形で、互生し、微毛がある。
本年枝の先に穂状花序を出し、
赤い雄しべが長くのびた花を多数つける。
花弁は紅色で5枚あるが、萼も花弁も開花と同時に落ちてしまうので、
花序全体がビン洗いのブラシのように見える。
花の白いものもあり、それはシロバナブラシノキと言われる。
花序の先から枝がのびる。
果実は木質化した朔果で、枝に生み付けられたお椀形の卵のように見え、
7〜8年も残り、年齢の順番に並んでゆく。
原産地のオーストラリアでは、山火事のときに果実がはじけて
種子を出す。
(2009/5/18)
赤い多数の雄しべが長くのびる。花弁は小さくてよく見えない。
花序の上からさらに枝がのびる。
(2009/5/18)
花後。これが刮ハへとなってゆく。
(2019/6/4)
葉は両端の尖った狭楕円形。
タコの吸盤のような形の刮ハが木質化して、年齢の順番に並んで、何年も残る。
樹皮は灰褐色で、縦にはがれる。
枝は勢いよくのびる。
(2009/3/30)
シロバナブラシノキ
(2009/4/23)
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