バオバブ


双子葉、離弁花、 アオイ科、 バオバブ属、落葉、高木。 用語説明
花期: 月〜月
高さ:30メートル
雨期と乾期のあるサバンナ地帯などに生える。
幹は灰褐色で平滑であり、直径10メートルぐらいに太くなり、 水分を蓄えて乾燥に耐える。年輪はない。 枝は短くて、樹形は巨木の根を引き抜いて逆さに立てたような形となる。
奇数羽状複葉が互生し、小葉は尖った楕円形で、 3枚〜7枚ある。 縁には低い鋸歯がある。 葉は乾期には落葉する。
葉腋に単生する細長い蕾が5深裂して、裂片が反り返り、 長い雄しべが球状に集まった花が下向きに咲く。 裂片の外側は白いが内側は紅色である。花茎は約15センチある。 内側も外側も白い花の品種もある。
楕円形で長さ30センチを超える液果が長い柄で垂れ下がり、 中に綿毛に包まれた種子が多数ある。
樹齢5000年以上の木もあると言われている。

(2017/9/30)


幹は太く、樹皮は灰褐色で平滑。(2017/9/30)


奇数羽状複葉が互生し、小葉に低い鋸歯がまばらにある。(2017/9/30)


頂部の小葉が大きい。 (2018/10/20)


(2017/9/30)


葉には変異が多い。 (2017/8/26)


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